入院中の皆様は、適切な医療を受け、安心して療養に専念することができるように、次の権利を有しています。
1.個人として、その人格を尊重される権利
2.自分の受けている治療について知る権利
3.状態に応じた適切な治療及び対応を受ける権利
4.治療計画過程で自分の意見表明や自己決定できる援助を受ける権利
5.公平で差別されない医療及び対応を受ける権利
6.通信・面会の権利
7.退院請求及び処遇改善を申し立てる権利
8.開放的、明るい、清潔、落ち着ける環境で治療を受ける権利
9.最小の制限のもとで治療を受ける権利
なお、皆様は権利とともに義務も発生いたします。入院生活を送っていただくうえでは必ず病院規則はお守り下さい。
鶴見台病院 平成14年5月
1. |
開放的処遇と最小限度の制限を原則とします。 |
2. |
任意入院者は開放病棟入院を原則としますが、患者様症状や病棟の患者構成を勘案し、患者様及び家族に説明して同意のうえ閉鎖病棟に入院する場合もあります。 |
3. |
医療保護入院者は原則閉鎖病棟に入院しますが、症状や患者様及び家族の希望により開放病棟処遇をすることもあります。 |
4. |
措置入院者は閉鎖病棟処遇とします。 |
5. |
隔離室は極力使用しない努力をしています。隔離室収容した場合でも短時間使用とし、試験的な開放をして隔離室に入室させない対策を立てています。 |
6. |
極力、拘束はしません。危険が切迫し、どうしても拘束及び隔離が必要な場合は終日看護職員が付き添うか、家族に状況説明して付き添ってもらっています。 |
7. |
入院時より退院、社会復帰を念頭に患者様の能力低下が起きない対策を立てます。 |
8. |
患者様の個々の希望をできるだけ取り入れた看護計画を立てます。 |
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